手軽にホームページ作成ができるCMS「Jimdo(ジンドゥー)」の仕様変更でSEOに役立つ部分が少し変わったようです(良い方向に)。
気づいた変更点は以下のとおり。
※2015年4月10日更新しました。変更点は3つから2つへ。
メニューボタン名が「SEO」から「Google」へ- タグ(キーワード)の設定項目が廃止予定
- Jimdo ProではカスタムURL設定が可能に!
1.メニューボタン名が「SEO」から「Google」へ変わった
※2015年4月10日現在、以前の「SEO」にボタン名が戻っているようです。
Jimdo管理画面にログインしメニューボタンを見ると、今まで「SEO」という名称だったボタンが「Google」に変わっています。
「Google」ボタンを押すと、通常メニューボタン側から左にスライドして表示される設定画面が、反対の左側から右向きにスライドして出てくるようになりました。また表示されるまで少し時間がかかるようです。
画面表示領域も大判になっています。
2.タグ(キーワード)の設定項目が廃止予定
続いて、設定項目について。
「ページタイトル」と「説明(meta descriptionの部分)」の入れ方には変化がなく、また入力内容をリアルタイムに「Googleプレビュー」で確認できる点も従来どおりのようです。
問題はその後の「タグ(キーワード)」の欄。
Googleではメタキーワード(meta keyword)は検索結果に対して評価しないとされています。そのため2015年5月18日にJimdoのSEO設定画面から、メタキーワードに該当する「タグ(キーワード)」の設定項目を取り除きます。
【参考】
Google がサポートしているメタタグ | ウェブマスターツール ヘルプ
JimdoがGoogle検索を意識したSEO設定に変化したことがわかりますね。
ちなみに、Jimdo Pro(はじめてWEB)をお使いの場合もSEO設定画面は同様の表示です。
偶然発見されたことですが、ページタイトルが長すぎると
ページタイトルがGoogleが推奨する文字数より多い可能性があります。
というメッセージが表示され、Googleプレビューにも反映されてページタイトルが非表示と同様の扱いとなっておりました。orz
3.【朗報】Jimdo ProではサブページのカスタムURL設定が可能に!
JimdoのFree版では「ホーム」の1ページしか前述のSEO設定ができませんが、Jimdo Proをお使いの場合はサブページにも固有のSEO設定が可能です。
サブページに設定する際には嬉しい項目が追加されました!
それが「サイトURL」
サイトURLの「カスタマイズURLを利用する」にチェックを入れると、
任意のURLに変更することができるようになっていました。
Jimdoの不便な点のひとつとして「作成時に決めたページ名がそのままページURLの一部として使われてしまう」ことがあり、日本語のページ名ならばもちろんURLに日本語が含まれるためURLの文字数が多く(長く)なり過ぎてリンクして紹介される際には難点でした。
それが、任意のURLに変更できることでURLをスッキリさせて紹介することができるのはありがたいですね。
例:変更前)http://www.yokaweb.jp/提供サービス/ワークショップ/
例:変更後)http://www.yokaweb.jp/service/workshop/
【注意!】
既に公開中のホームページURLを変更してしまうとリンク切れを起こしたり検索結果に影響を及ぼす恐れがあります。
Jimdoは割とまめに仕様変更して、便利になるところもあれば「これってどうなの?」って感じる変更もあったりします。
ただし、簡単にホームページを作りたいと思う人にとって今回の変更はSEOを意識する基本の「き」がわかりやすくなり、ページ内容の充実に気を配れるきっかけになるのではないかと思っています。
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